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厳しい寒さも和らぎ、いよいよ春本番ですね。皆様、いかがお過ごしでしょうか?🦔
2025.03.09

昭島緑町鍼灸院の金久保です。
今回は、東洋医学における 「気滞(きたい)」 についてお話ししたいと思います。
気滞とは?
「気滞」とは、体内の「気(生命エネルギー)」の流れが滞り、スムーズに巡らなくなった状態 を指します。気の流れが正常であれば健康が保たれますが、滞ることでさまざまな症状や不調が現れます。
気滞の原因
1. ストレスや感情の抑制
精神的なストレスや感情の抑え込みが続くと、気の流れが滞りやすくなります。特に、怒り・不安・憂鬱 などの感情は、気の巡りを阻害しやすい要因です。
2. 不適切な生活習慣
運動不足、長時間の座り仕事、姿勢の悪さは、気の流れを悪くする原因となります。
3. 不規則な食事
過食や偏った食事、消化の悪い食べ物を摂取すると、気の流れが乱れることがあります。特に、胃腸に負担をかける食生活は気滞の要因となりやすいです。
4. 外部環境の影響(外邪)
風邪・湿気 などの外的要因も、気の流れを乱すことがあります。これらの「外邪」が体内に侵入すると、気滞が生じることがあります。

気滞の症状
✅ 胸や腹部の張りや痛み
胸やお腹に 圧迫感・張り・痛み を感じることが多く、特に 胸のつかえや胃部不快感 が特徴的です。
✅ ため息や深いため息が増える
気滞によって呼吸が浅くなり、無意識に 深いため息 をつくことが増えます。
✅ 喉の詰まり感
喉に何かが詰まっているような感覚があり、飲み込んでも取れない感じが続くことがあります。
✅ 月経不順や生理痛
女性では、気滞が 月経不順・生理痛の悪化 の原因になることがあります。
✅ 抑うつ感やイライラ
気の流れが滞ると 感情面 にも影響が出やすく、抑うつ感やイライラが増します。
✅ 消化不良や便秘
気滞によって胃腸の働きが低下し、消化不良や便秘 になりやすくなります。
気滞の改善方法
1. 鍼灸施術
鍼やお灸で 気の流れを促進 し、滞りを解消します。特定の ツボ(経穴)を刺激 することで、気の巡りが良くなります。
2. 漢方薬の活用
気滞を改善する漢方薬(半夏厚朴湯・柴胡疏肝散 など)を使用することで、気の流れをスムーズにし、滞りを解消します。
3. 食事療法
気の流れを良くする食材を取り入れましょう。

おすすめの食材
🍋 柑橘類(みかん・レモンなど)
🫚 生姜
🧅 ねぎ
🌿 シナモン
また、消化しやすい食べ物を選び、食べ過ぎを避けることも大切です。
4. 適度な運動・ストレッチ
軽い運動やストレッチは 気の流れを促進 し、滞りを解消するのに役立ちます。特に、深呼吸・ヨガ などが効果的です。
5. リラクゼーション習慣を取り入れる
ストレスを減らし、リラックスできる時間を持つことが大切です。
おすすめの方法:
🧘 瞑想
💆♂️ マッサージ
🛁 入浴
まとめ

気滞は 体内の「気」の流れが滞った状態 であり、さまざまな不調の原因になります。
東洋医学では、気滞を放置せず、早期に気の流れを整えることが健康維持・不調予防につながる と考えられています。
昭島緑町鍼灸院では、地域の皆様に 信頼される施術 を提供し、お身体の不調改善をお手伝いしております。
お悩みの方は、お気軽にご相談ください!
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