お知らせNEWS
東洋医学 瘀血(おけつ)について🦔
2024.11.11
東洋医学における「瘀血(おけつ)」は、体内の「血(けつ)」がスムーズに流れず、滞っている状態を指します。「瘀」という字は「停滞」や「詰まり」を意味し、瘀血の状態が続くとさまざまな体調不良の原因になることがあります。
瘀血が引き起こされる原因
瘀血は、以下のような要因で発生します:
・外傷や手術:けがや手術によって血流が妨げられ、瘀血が起こることがあります。
・冷え:体が冷えると血管が収縮し、血流が悪くなり瘀血の原因となります。特に女性の月経不順や生理痛と関連があります。
・ストレス:精神的なストレスや緊張が気の流れを阻害し、それに伴って血流も滞りやすくなります。
・運動不足:運動不足により血液の巡りが悪くなり、瘀血が発生しやすくなります。
・生活習慣の乱れ:不規則な食事や過剰な飲酒も血流を悪化させる要因になります。
瘀血による症状
瘀血による症状はさまざまですが、以下のような特徴があります:
・痛み:局所的な痛みや重だるさを感じ、特に刺すような固定した痛みが見られます。
・月経異常:生理痛が強い、周期が不規則、経血に塊がある場合があります。
・肌の変色:瘀血が進行すると、肌に紫色の斑点が出たり、顔色がくすむこともあります。
・しびれや冷え:四肢の末端に血液が行き渡らず、しびれや冷えを感じることがあります。
・腫れやしこり:体内に腫れやしこりができる場合があります。
瘀血の治療法
東洋医学では、瘀血の改善には血液の流れを促進する治療を重視しています。当院では次のような治療方法を提供しています:
・鍼灸:鍼や灸で気血の流れを整え、瘀血を解消します。
・漢方薬:瘀血を改善する漢方薬(桃核承気湯や桂枝茯苓丸など)を症状に応じてご提案しています。
・食事療法:生姜、にんにく、黒豆など血行を良くする食材を取り入れる食事療法を推奨しています。
・運動:適度な運動で血流を促進し、瘀血の改善を図ります。
瘀血は多くの健康問題につながることがありますが、適切な治療を通して体のバランスを取り戻すことで、健康な状態へと導くことができます。症状を感じた際は、ぜひ当院へご相談ください。緊張した筋肉をほぐし、自律神経のバランスを整えるサポートも行っております。
LINEでのご予約も承っております!
LINE登録はこちらから🦔