今年は梅雨入りしたと思ったら、関東地方は猛暑続き。梅雨も後半なりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。緑のハリネズミ印の昭島緑町鍼灸院の金久保です。

今回は気象病についてです。鍼灸治療は体にある経穴（ツボ）に鍼や灸で刺激する治療法で、体のさまざまな不調の改善に効果的です。特にこの時期、季節の変わり目や悪天候の日に起こる頭痛や肩こり、吐き気などの気象病の症状を和らげる効果が期待できます。気象病や最近のさまざまな体の不調の原因は自律神経のバランスが乱れるために起こると考えられています。自律神経には交感神経と副交感神経の２つがあり、緊張、興奮した状態では交感神経が優位になり、睡眠やリラックスした状態では副交感神経が優位となります。

鍼灸は自律神経のうちの副交感神経を優位にするので心と体の緊張を緩め、睡眠の質の向上が期待できます。またこの時期、冷たい物、味の濃い物、甘い物の摂り過ぎは脾の水液運化作用を失調させます。つまり、体の中の気血水の流れが滞り、むくみや体の重だるさ、胃腸の不調などを引き起こします。大事なことは水の巡りを整え、余分な水分を外に出すことです。漢方では黒豆やハト麦などの豆類、きゅうりやゴーヤなどの瓜類には体の水の巡りを良くする働きがあると考えられています。

昭島緑町鍼灸院では治療だけでなく、ご自身でできる体の改善方法、患者さんに併せてカウンセリングも行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。昭島緑町鍼灸院は緊張した筋肉を緩め、自律神経を整える鍼灸院です。

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