清流に若鮎の踊る頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。緑のハリネズミ印の昭島緑町鍼灸院の金久保です。

今回は自分でできる鍼灸のツボマッサージの第二弾です。鍼灸治療では鍼を特定の身体の部位に刺すことで、エネルギーの流れを整えたり身体の調子を整えることを目的としています。鍼を刺すポイントは伝統的な経絡やツボと呼ばれる特定の場所に集中します。

鍼の刺入ポイントは、個々の症状や治療目的によって異なります。一部の一般的なツボには次のようなものがあります。

・百会（ひゃくえ）
両耳をまっすぐ上がった線と眉間の中心から上がった線が交差する頭頂部にあり、頭痛や全身の不快な症状ストレスを和らげるのに効果的。

・風池（ふうち）
首のうしろの髪の生え際で二本の太い筋肉の両外側をわずかに離れたくぼみにあり、めまいを和らげ頭痛など頭の諸症状によく効く。

・肩井（けんせい）
後ろ首の根もとと肩先の中間のところにあり、疲れ目、眼精疲労にともなう頑固な肩こりに効く。

・委中（いちゅう）
膝の後ろのちょうど真ん中あたりにあり、腰の痛みや膝の周囲の痛みやだるさがほぐれる。

・三陰交（さんいんこう）
足の内くるぶしから指幅三本分ほど上にあり、冷えによって起こる女性特有の下腹部の張りに効果がある。

これらのポイントは一般的なものであり、鍼灸治療に用いられるポイントの一部です。セルフケアで押すときのポイントは指の腹で5秒かけてゆっくりと押し、5秒止めてからゆっくりと離します。強さは気持ちがいい程度で、3から5回繰り返します。しかし、特定の症状や個々の状態に応じて、適切なポイントや施術方法は異なる場合があります。したがって、鍼灸治療を行う際にはその人の状態や不調に合わせ施術を受けることが重要です。

昭島緑町鍼灸院では治療だけでなく、ご自身でできる体の改善方法、患者さんに併せてカウンセリングも行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。昭島緑町鍼灸院は緊張した筋肉を緩め、自律神経を整える鍼灸院です。

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