お電話でのご予約はこちら

tel.090-3514-9347

緑のハリネズミ印の
昭島市緑町の鍼灸院

- Facebook -

お知らせNEWS

11月の気候と体調変化(東洋医学の見立て)🦔

2025.10.31

こんにちは。昭島緑町鍼灸院の金久保です。今回は、11月の気候と体調変化(東洋医学の見立て)についてお話しします。

11月は秋から冬への「季節の変わり目」で、東洋医学的にも体調を崩しやすい時期です。この時期は肺と腎を中心にケアすることが大切です。また、東洋医学では11月は「晩秋〜初冬」にあたり、五行では「金(水)」の季節の移行期です。気候は空気が乾燥し、寒暖差が大きく、冷え込みが始まります。影響を受けやすい臓腑は肺・大腸(五行で「金」)→ 乾燥・咳・便秘・皮膚のトラブルが出やすいです。よくある不調は咳・喉の痛み・乾燥肌・便秘・冷え・肩こり・倦怠感・気分の落ち込みなどになります。
おすすめの鍼治療ポイント(経絡・ツボ)
11月は「潤いを保ち、冷えを防ぎ、気を巡らせる」治療が中心になります。
鍼灸で重視する経絡
肺経:乾燥による咳・肌荒れを防ぐ
大腸経:便秘・肌荒れの改善
腎経・膀胱経:冷え・腰痛・免疫低下の予防
脾経:消化吸収のサポート(寒さで代謝が下がるため)
おすすめの代表的なツボ
ツボ名 位置 効果
太淵(たいえん) 手首の内側・親指側 肺を潤し、咳・喉の乾燥を緩和
合谷(ごうこく) 手の甲・親指と人差し指の間 自律神経を整え、風邪の予防にも
足三里(あしさんり) 膝下外側 免疫力UP・疲労回復・冷え予防
三陰交(さんいんこう) 内くるぶし上3寸 冷え・ホルモンバランス・婦人科系のケア
風池(ふうち) 後頭部のくぼみ 肩こり・頭痛・自律神経の乱れ
おすすめの薬膳料理(11月)
テーマは「潤い補給」「体を温める」「気血を養う」。
基本の食養生
効果 食材例 調理のポイント
潤いを補う(肺を潤す) 白きくらげ、梨、れんこん、蜂蜜、百合根、豆乳 蒸す・煮る・とろみをつける
体を温める 生姜、ねぎ、シナモン、羊肉、鶏肉、黒胡椒 スープや鍋料理に
免疫・気血を養う 山芋、黒ごま、クコの実、棗(なつめ)、人参、もち米 朝のおかゆやスープに加える
薬膳レシピ例
れんこんと鶏肉の生姜スープ→ 肺を潤し、冷えを防ぐ。風邪予防にも最適。
白きくらげと梨のデザート煮(はちみつ風味)→ 喉の乾燥・咳・肌荒れに。
山芋と黒ごまのとろみ粥→ 胃腸を整え、滋養強壮・冷え対策。
羊肉鍋(クコの実・棗入り)→ 冷え体質の方、免疫を上げたい方に。
ライフスタイルの工夫としては、加湿器・マスクで乾燥対策。就寝前の白湯で体を温める。
深呼吸・軽いストレッチで「肺気」を動かす。夜更かしを避け、早寝早起きを意識することです。(陰陽のバランスを保つ)

🪷 昭島緑町鍼灸院からのご案内

昭島緑町鍼灸院では、地域の皆さま一人ひとりの体質や症状に合わせたオーダーメイド施術を行っております。
「最近ちょっと体調が不安定…」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。

📌 ご予約・お問い合わせはLINEからも可能です。
下記より簡単にご登録いただけます👇

👉 LINE登録はこちらから🦔