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東洋医学の考え方 ―「内湿(ないしつ)」とは?🦔
2025.07.10

こんにちは。昭島緑町鍼灸院の金久保です。
今回は、梅雨の湿気や冷たいものの摂りすぎなどで体調を崩しやすいこの時期に注目したい、**「内湿(ないしつ)」**についてお話しします。
◆ 「内湿(ないしつ)」とは?
東洋医学では、体の中に生じる過剰な湿気や水分を「内湿」と呼びます。
これは体の不調を引き起こす“病邪(びょうじゃ)”のひとつで、特に「脾(ひ)(=消化吸収に関わる臓器)」と深い関わりがあります。
「湿」は重くて粘りがあり、停滞しやすい性質を持つのが特徴。
外から入ってくる「外湿(がいしつ)」と、体の中で生じる「内湿(ないしつ)」があります。
◆ 内湿の主な原因
原因 | 内容 |
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脾虚(消化力の低下) | 食べたものをうまく消化・運搬できず、余分な水分が体に残る |
飲食の不摂生 | 油っこい物・甘い物・生もの・冷たい物の摂りすぎ |
運動不足・座りすぎ | 気の流れが滞り、水分代謝が落ちる |
感情ストレス | 気が巡らず、水分の流れも停滞してしまう |
◆ 内湿による主な症状
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消化器系:食欲不振、胃のもたれ、軟便~下痢、口が粘る
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全身:体が重だるい、むくみ、頭がぼーっとする、眠気
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舌:白くて厚い苔がつく(湿のサイン)
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皮膚:湿疹、にきび、ベタつきやジュクジュク
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婦人科:おりもの過多、月経不順 など
◆ 内湿を改善する食事・生活習慣
◎ 食事で湿を取り除く・脾をいたわる
目的 | 食材 |
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脾を強める(健脾) | 玄米、かぼちゃ、とうもろこし、山芋、はと麦、なつめ |
水分代謝を促進(利湿) | 小豆、冬瓜、きゅうり、セロリ、緑豆、とうもろこしのひげ茶 |
体を温め湿を排出 | 生姜、陳皮(乾燥みかんの皮)、ねぎ、黒豆、生姜紅茶 |
控えたいもの | ケーキ、揚げ物、乳製品、冷たい飲み物などは控えめに |
◆ 内湿に使われる代表的な漢方薬(参考)
症状・タイプ | 処方例 |
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胃腸虚弱+湿 | 六君子湯(りっくんしとう) |
むくみ・重だるさ | 五苓散(ごれいさん)、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう) |
下痢・水様便 | 平胃散(へいいさん)、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう) |
湿疹・皮膚のジュクジュク | 消風散(しょうふうさん)、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) |
◆ おわりに
昭島緑町鍼灸院では、おひとりおひとりの体質やお悩みに合わせて、東洋医学的な視点からオーダーメイドの施術を行っています。
ちょっとした体調の変化でも、お気軽にご相談くださいね。
心も体も、すこやかに。
皆さまの日々がより快適になりますよう、サポートさせていただきます。
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